潜入捜査官

西暦20XX年、警視庁公安部特殊企業対策課の杏野ミサキは同僚の坂上マユとともにワタツネ製薬という会社の内情を捜査していた。ワタツネ製薬は古くからポロナミンDという健康ドリンク一本で細々と経営したきたが、最近はダイエット薬品や、健康サプリメント等の胡散臭い商品で急激に売り上げを伸ばしている会社である。薬事法に違反した薬を売っているとの噂が耐えないのだが、なかなかシッポを出さず、ミサキたちも手を出しかねている状態の所へ、ある内部情報がリークされた。最近若い女性が、ワタツネ製薬のダイエット薬品のモニターとして集められているが、そこでなにやら人体実験のようなことが行われているらしい、というものだ。ミサキ達は、このチャンスを逃さなかった。早速マユが薬のモニターのふりをしてワタツネ製薬に潜入捜査を開始した。しかし・・・。「マユっ!どうしたの!?マユっ!!」ワタツネ製薬本社の裏林にマユは全裸でボロきれのように倒れていた。マユは潜入捜査に入って2日めに連絡を絶っていた。しかし、決定的な証拠をつかまなければ、令状を取って内部に踏み込む訳にはいかない。しかたなくミサキは連日、ワタツネの周辺を張り込んでいたのである。そしてマユが潜入捜査に入って一週間後、ワタツネの裏林で全裸になったマユが発見されたのである。「ご・・めん・・・、ミ・・サ・・キ・・・」焦点の定まらない目を開けて、マユが口を開いた。「マユっ!、しっかりしてっ!、中で何があったのっ?・・・」ミサキが、マユの肩を必死で揺さぶる。しかし、マユは口をパクパクと開けるだけで声にはならない。ミサキはマユの全身を見まわした。マユの身体に目だった外傷は無い。しかし、全身が汗でべっとりと湿り、口から首筋にかけてよだれを垂らしたような跡もある。そして・・・「・・?・・・」マユの大きな胸の先にある両方の乳首の先から、ツーっとひと筋の白い線が流れているのである。(これって・・・?)マユは当然独身である。3ヶ月に1回はお互いのシングルを記念して飲み会をやっている間柄であるから、恋人が出来たら当然報告するはずである。無論、妊娠しているなんてことはありえない。「マユっ!教えて!何をされたのっ?中で何があったのっ?」マユは電池の切れたおもちゃのように、ただミサキにガクガクと揺さぶられているだけだった。そして、焦点の切れた目の端からスーっと涙を流した。「ミ・・サキ・・・、だ・・め・・・、あ・・そこに・・・行・・っちゃ・・・ダ・・メ・・・」マユは声を振り絞ってこれだけ言うと、フッと気を失った。「マユっ!! しっかりしてッ!仇は絶対討つからねッ!!」ミサキは泣きながらマユを抱きしめて、こう誓った・・・。マユのように薬のモニターとなって正攻法でワタツネに潜入するのが危険と判断したミサキは、特殊捜査の形式をとった。特殊捜査とは、会社にアポイントを採らず、無断で潜入することである。危険も多いが、その分自由に動くことができる。特殊捜査には何よりも機動性が重視される。ミサキは特殊捜査用の黒いボディスーツを着用していた。ボディスーツはミサキの首から足先までを覆い、赤外線を透過し、電気を通さない特殊素材で出来ている。唯一の難点といえば、機動性重視のあまり、身体にピッタリとフィットしすぎ、身体のラインが丸分かりになってしまうことだ。このボディスーツを着用する時は、スーツの効果を最大限に発揮するため、下着は着用しないことになっている。その為、Fカップのミサキの胸の先にポッチリと乳首が浮き立ち、股間をよくよく凝視すると、割れ目どころかクリトリスの皮の形まで浮き出てしまっている。そういう意味では、ミサキの身体は特殊捜査には向いていないと言えるかも知れない。「ひいぃィィッ!! いやあぁぁッ!!」そこからは、信じられないような若い女の悲鳴が鳴り響いていた。(なにっ!? 何が行われているの?・・・)ミサキの全身が緊張感で張り詰めていった。ミサキが空調ダクトの隙間から室内を覗こうとした瞬間、ダクト内がシューっという音とともに、白いガスに包まれた。「うっ!?」ミサキは慌てて、口と鼻を手で塞いだ。(まず・・い・・・、こ・・れは・・・、催眠・・ガ・・ス・・・?)ミサキの全身から力が抜けていった・・・。「ここは・・・、どこ?・・・」ミサキは目を覚ました。室内にはさまざまなコンピューターや、医療用の機械らしきものが設置されていた。そして・・・「!」ミサキの手と足に鉄の輪が嵌められ、ミサキはXの字型に拘束されていた。「気が付きましたか?よく眠っておられましたねぇ」白衣を着た一人の初老の紳士が話しかけてきた。「あ・・あなたは・・・」「おや?ご存知でしたか。あなたのような若い女性に私が知っていただいているなんて光栄ですねぇ」男はミサキから2、3メートル離れた機械の前に座った。男の名前は渡辺恒三。ワタツネ製薬の創業者であり、会長でもある。あだなのワタツネがそのまま社名となっており、ひねりもなにも無い。ミサキの情報では、すでに現場は離れているが、今でも細々と新薬の研究開発をしている、とのことである。「あなたは、杏野ミサキさんという名前ですか。素敵な名前ですね」「!?」何で自分の名前を知っているの?とミサキは思った。「警視庁のほうにも、ウチの協力者はおりましてね・・・そうそう、つい先日も薬のモニターで女性の方がいらっしゃって・・・」(マユのことだ!・・・)ミサキは咄嗟に思った。「マユに何をしたの?」ミサキは厳しくワタツネに問いかけた。「マユさんというんですか、きれいな女性でしたねぇ。私の実験で泣いて喜んでいましたよ・・・」「ふざけるなっ!」ワタツネの思い出し笑いをミサキの激しい言葉が遮った。「あなた、マユさんがどんな実験をされたか知りたいようですねぇ」ワタツネの顔から笑顔が消えていく。「教えてあげますよ・・・あなたの身体に・・・たっぷりと・・・」「くっ!・・・」ミサキの身体に戦慄が走った。(こ、これは?・・・)今まで気が付かなかったが、ミサキの黒いボディスーツは胸の部分だけが丸くえぐり取られていた。黒のボディスーツの中でミサキのFカップの胸だけが顔を出し、他の部分はキッチリと身体にフィットして締めつけられている。スーツの黒い色のおかげで、見様によってはボンデージスーツに見えなくもない。ワタツネはパチパチと席の前の機械をいじっている。何かをプログラムしているようだ。ウイーン!突然、天井からミサキの目の前に数本の機械のアームが下りてきた。(なにっ?何なの)ミサキが疑問を感じる間もなく、数本のアームのうち2本がミサキの目の前に近づいていた。2本のアームの一方は毛先のほぐれた柔らかい筆のようになっていて、もう片方は歯ブラシのような固い毛先の筆になっていた。ミサキがジッとその筆状のものを見つめるとシュルシュルという音を立てて毛先が回転し始めた。(何をしようっていうの?・・・)2本の筆はミサキの疑問に答えるように、ミサキの首筋とわきの下に襲いかかった。(く・・くすぐったい・・・)実際、ボディスーツに包まれた部分への刺激なので、ミサキにはただくすぐったいようなもどかしいような感覚しか起こらなかった。「いかがですか? ミサキさん・・・」「これがあなたの実験だっていうの?くすぐったいだけじゃない。笑わせないで」ミサキはワタツネをあざけるように言い返した。「そうですか。マユさんも同じようなことを言ってましたよ」ワタツネはミサキの挑発に乗ることもなく冷静に切り返すと、パチリとまた機械をいじった。シュルシュル・・・。2本の筆がゆっくりとミサキの胸に近づいてきた。「んくっ!」筆がボディスーツに覆われていない、ミサキの胸にじかに触れた。(くうっ! ぜ・・全然ちがうっ!)確かに、ボディースーツに覆われた部分への刺激と、直接筆が地肌に触れる刺激は全く異なっていた。シュルシュルと回転する筆先の動きによって、ミサキのFカップの胸がプルプルと振るわされていた。「ああっ!」筆の動きが変化した。2本の筆がゆっくりと胸の外周を回りながら、頂点を目指して上昇していった。「ミサキさん、どうされました?声の様子がさっきと変わってきたようですが」ワタツネがいかにも心配しているように装って、聞いてきた。「な・・何でもないわよっ・・・」ミサキはすでに、それだけ答えるのも必死なようだった。だが、そんなミサキの様子には構うことなく2本の筆はゆっくりと上昇していった。筆が胸の先に近づくにつれてだんだん円周の直径が小さくなっていく。そして、筆の毛先が、乳房と乳輪のちょうど境目、肌の白い色が途切れてピンク色にさしかかった辺りでピタっと止まった。「くっ・・・んふうっ・・・」色素がピンク色をしているということは、粘膜の一つであり、それだけ感覚が密集しているということだ。その密集した感覚を、シュルシュルという機械的な動きによって筆が掃いていく。頂点の乳首は間接的に揺さぶられ、固く尖っていた。(ま・・まずい、このまま胸の先まで筆にやられたら・・・)ミサキの頭に初めて恐怖感というものが沸き起こった。「ミサキさん、どうしました?乳首が固くなっているようですが」ワタツネがまるで天気でも尋ねるように聞いてきた。「ま・・待ってッ!お願いっ!・・・」ミサキは切羽詰まって、ワタツネにそう言ってしまった。「おかしいじゃないですか。あなたは、我が社で何が行われているか調べに来たんでしょう?私が親切に教えてあげようとしているのに・・・」ワタツネは笑ってそういいながら、機械のスイッチをパチッっと入れた。シュルルルル・・・2本の筆が乳首にたどり着いた。「んはあぁぁぁッ!!」毛先の柔らかい筆に襲われた乳首は、嵐のような毛先の中を耐えるようにピクッと立ち上がり、固いブラシのような毛先に襲われた乳首は、チクチクと毛先を突き刺されながら無残に乳輪の中にめり込まされていた「だめっ!・・・これっ・・すごいいっ!」2本の筆は、恐ろしい効果をもたらした。優しさと激しさの二律背反。柔らかい毛先は優しく乳首を包みこみ、固い毛先は乳首を激しく磨き上げるように擦っていく。感覚の固まりに異なる刺激を叩き込まれ、ミサキの頭の中が混乱していった。「ミサキさん、あなただいぶ乳首が弱いようですねぇ。あなたのように大きい胸の人でここまで乳首が感じる人は珍しい・・・」ワタツネはミサキの身体に感心しながら語り続けた。「私の実験では乳首の感度というのは重要なポイントですからねぇ。ミサキさんには特に念入りに責めてあげましょう」こういうとワタツネは、また機械のスイッチをいじった。「んあぁっ!?…」2本の筆の先からドロドロのローションが流れてきた。ローションはあっという間にミサキの胸全体を包みこんだ。水分を含んで筆先はなめらかになったが、その筆先から沸き起こる刺激はミサキの性感をいちだんとケバだたせた。2本の筆は胸全体に、ローションを染み込ませるように活発に動きまわり、時々気まぐれのように乳首をスッスッと通り過ぎていった。筆先が甘く乳首を掃いていくごとに、ミサキの身体はピクッ!ピクッ!と反応し、「んくっ!・・・ はうっ!・・・」と、短い叫び声を上げた。筆に責められた乳首はコリコリに固くなり、その表面を透明なローションがうっすらと覆っていた。ミサキの乳首はまるでシロップをかけたサクランボのように輝いていた。パチッ・・・。ワタツネがまた機械のスイッチをいじった。筆の毛先が回転する2本のアームが離れ、今度はマネキン人形の手のような形をした2本のアームが近づいてきた。(こ・・・今度は・・・何?・・・)新たに出現した異様な責め具が、ミサキの不安感をつのらせていく。グニッ!・・・、モミュッ!・・・「あふぅぅぅっ!!」2本の手がいきなりミサキの胸を激しくもみしだいてきた。「ハハハッ、その手も気に入っていただけましたか。本物の人間の手の質感にできるだけ近づけるよう、特殊シリコンで作ったものなんですよ・・・」しかも、2本の手の陰湿さはそれだけではなかった。特殊なシリコンで出来た素材の上に、わざわざ手術用のゴム手袋を付け、片方の指先はツルツルに、もう片方の指先はすべり止めのイボイボが付いているのだった。「くっッ!・・・ふくっッ!・・・」ミサキは必死に手の攻撃から逃れようと、胸と腰をよじらせた。「心拍数や血圧や身体の表面温度も後ろの拘束台で測っていますからね。あまり身体を動かさないで下さいよ・・・・」こう言いながらも、2本の手の動きは荒々しさを増していった。そして・・・。ピンッ!!・・・尖りきった二つの乳首が、2本の指先で同時に弾かれた。「くあぁぁぁっ!!」ミサキの胸の先から電気が流れ、全身を駆け抜けていった。その反応を見たワタツネはうれしそうに言った。「ミサキさん、あなた最高の実験材料ですよ。胸が大きくて、ここまで感度のいい乳首を持った女性は見たことがない」ワタツネは興奮しながらスイッチを入れた。コリッ!!・・・2本の手の指先が、ミサキの乳首をつまんだ。「・・・っあッ!!・・・」ミサキの息が一瞬止まり、身体がビクンッ!とのけぞった。ツルツルの指先に襲われた乳首はローションのぬめりで、クリッと指先から逃れ、イボイボの指先に襲われた乳首はガッチリと捕らえられていた。続けて・・・コリ、コリ、コリ、コリッ!・・・指先が連続して乳首をつまんできた。「だめっ!!・・・、それだめえぇぇッ!!」ミサキは気が狂ったように叫んだ。ビクッ、ビクッっとミサキの身体が跳ね上がり、ボディスーツに包まれた筋肉が痙攣した。片方の乳首は指先の間をクリッ、クリッと踊りまわりもう片方の乳首はコリコリと押しつぶされていった。ミサキの乳首から流れる電流はピリピリと全身を駆け巡り、頭の中をショートさせ、腰の奥を甘く溶かしていった。「・・・ダメッ、もう・・・イ・・クッ・・・」ミサキが息の絶える寸前のような叫び声を上げた。次の瞬間、パチッというスイッチの音が鳴り響き、2本の腕の動きが止まった。「ハアッ・・・、ハアッ・・」ミサキの全身の力が抜け、ガクッと膝が崩れた。「ミサキさん、あなた我が社の内情を捜査しに来たんでしょう。これくらいで気を失ってはいけませんよ」ワタツネが余裕をもって話しかけてくる。「どうせ、この実験を受けたらまともな社会生活は送れないんだから、あなたの捜査に協力してあげましょう」そういうと、ワタツネは再び機械のスイッチを入れた。ブーン・・・「ミサキさん、あなた我が社の内情を捜査しに来たんでしょう。これくらいで気を失ってはいけませんよ」ワタツネが余裕をもって話しかけてくる。「どうせ、この実験を受けたらまともな社会生活は送れないんだから、あなたの捜査に協力してあげましょう」そういうと、ワタツネは再び機械のスイッチを入れた。ブーン・・・部屋中に虫の羽音に似た音が響き渡った。異様な音がミサキの恐怖感を募らせていく。「あくぅっっッ!!」再び、2本の指先がミサキの乳首に触れた。その瞬間、乳首の先から頭の先までビリッっという電流が貫いた。アームから伸びる2本の手の指先には、バイブレーターが仕込まれていた。細かく震える指先が、ミサキの乳首に今までより強力な刺激を送ってきた。「失神してしまわないように、少しずつ刺激を送りますからね」ワタツネがそう言うと、指先が乳首から離れ、それぞれ5本の指を使って、ミサキの胸全体を触れるか触れないかというスレスレのところでタッチしてきた。「くっ・・・、はうっ・・・」乳首への荒々しい刺激と異なる、もどかしい刺激がミサキの胸全体を覆っていった。胸から沸き起こる妖しい感覚を必死に耐えているミサキに構うことなく、ワタツネは静かに話し始めた・・・。「私のように地位も、金も手に入れるとね、もうほとんど欲ってものが無くなってくるんですよ。それで、死ぬ前に最期に何がしたいかって思ったんですね。そうして思いついたんですよ・・・」ワタツネはしばらく間を置いた。そして恥ずかしそうに言った。「お母さんのおっぱいが飲みたいってね・・・」(このっ、へんたいジジイっ!!・・・)ミサキがキッ!とワタツネを睨みつけた。「人間、年をとりますとね、だんだん赤ん坊に戻ってくるようなんですよ。ですが、当然母親なんかもういないし、自分で若い女性を妊娠させる体力もない。それで、自分である薬を開発したんですよ」ミサキは胸に送られる振動に耐えながら、必死にワタツネの話を聞き入った。「その薬を乳首の先から打つとね、妊娠していなくても母乳が出るんです」「!!」その話を聞いた瞬間、ミサキの顔が真っ赤に紅潮した。そんなミサキの様子にも構うことなくワタツネは話し続けた。「ただ、その薬が思ってもみなかった副作用でね、薬を打つと乳首の感度が数十倍にアップしてしまうらしいんです。おかげで乳首が少しこすれただけで、母乳を洩らしてしまう。その薬を打たれた女性は、ブラジャーをつけることも、衣服を着ることも出来なくなります。普通の社会生活を送ることは当然出来なくなるわけです」(そんなバカなことって・・・)胸から沸き起こる快感と話の突拍子の無さがミサキの頭を混乱させていく。「しかし、その薬の効果というのが今まで長続きしなかったんですね。それをこのまえあなたの友人のマユさんですか、当然スパイですからこちらのほうも遠慮なく実験させてもらいましてね、おかげで薬が完成しました。ただ彼女は何回も薬を打たれて、壊れてしまったようですがね・・・」「くっッ!・・・」マユの姿が頭に思い浮かんだ。全裸で・・・、よだれを流し・・・、乳首から白い液の筋を流していたマユ・・・。ミサキの胸に快感を打ち消すような、怒りの感情が沸き起こった。しかし・・・、コリッ!!「くはあッっっ!!」二つの乳首が突然強くつままれた。怒りの感情が一瞬で甘い痺れに変化させられた。「ミサキさん、ちゃんと聞いてますか?・・・」ワタツネはいじわるくミサキに話しかけた。ワタツネの話はさらに続いた・・・。「薬を打つときにはね、乳首の先から注射して乳腺に染みこませていくんです。ですが、妊娠していない女性は乳腺が縮まっているんですね。ところが乳首で絶頂に達すると、乳腺が少し拡大するんです。そうすれば、薬の効き目が深くまで浸透するというわけです」ワタツネの話は実験に関する核心的な部分に及んでいた。しかし、ミサキはその重要な話を落ちついて聞いていられる状態ではなかった。振動する2つの指先が、乳首の先端に軽く触れながら、ゆっくりと円運動を行っていた。ピクッとしこった乳首が指先の下でコロコロと転がされていた。「ああッ!・・・ ダメッ!・・・」ミサキの乳首の先から、再び微弱電流が流れはじめた。ワタツネはまたパチパチと機械をいじりながら語った。「胸の大きい女性というのは、それだけ母乳を溜め込むことができます。しかし、胸の大きい女性に、乳首で絶頂に達せられるほど感度のいい女性はめったにいない。つまり・・・」パチッ!スイッチの音が鳴り響いた。「ミサキさん、あなたはこの薬の最高の被験者なんですよッ!」ヴヴヴヴッ!指先のバイブレータの振動が激しくなった。続いて、プシュッ・・・指先がミサキのコリコリの乳首をボタンのように押してきた。「だめえぇぇぇッ!!」ミサキの二つ乳首が指先によって深く乳輪に埋めこまれ、激しく震わされていた。(だめッッ!・・ 刺激がっ!!・・・ 強すぎるぅっっ!!)ミサキのプルプルと弾力性のある胸が仇となった。ミサキの二つの乳首は、激しく振動する指先によって、胸の半分近くの深さにまで埋めこまれていた。さらに、機械の指先は容赦という言葉を知らなかった・・・。グリッ!・・・、グリュ!・・・乳首を深くまで埋めこんだ状態で、クイッ、クイッと指先を曲げてきた。「くぅあッッ!!・・・、んあぁぁっ!!・・・」胸の中の、より神経に近い部分が激しくえぐられ、振動に震わされていった。胸の中心部に叩きつけられた激しい刺激は、ミサキの脳をダイレクトに揺さぶり、抵抗する心を奪っていった。(こ・・こんなの・・・耐えられないいっ!・・・)ミサキの首がビクッとのけぞり、汗が飛び散った。天井を見つめる目から涙がこぼれ落ちくいしばる口の端からツーっとよだれが糸を引いた。「美しい・・・。素敵ですよミサキさん・・・」ワタツネが賛美の言葉を洩らしながら、スイッチをいじった。「ひぃあぁぁぁッ!!」胸の中に埋められた二つの乳首がカッチリ捕らえられ、今度は逆に引っ張り上げられた。ミサキの二つの胸が美しい釣鐘型を描き、乳首が無残なまでに引き伸ばされていた。(こ・・壊れるっ!・・・、胸・・・、乳首っ・・・、こわれちゃうっっ!!)加減を知らない機械の指先が二つの乳首を限界まで引っ張り上げた時ミサキの頭の中でプチッ!と何かが切れる音がした。「お願いっ・・・・、もう・・もうッ・・・、ゆるしてえぇっっ!!」ミサキの心が折れた・・・。その瞬間、乳首がパチッと指先から弾け飛び、ミサキの胸がブルブルと大きく揺れながら元の形に戻った・・・。嵐のようなバイブレーターの音が鳴り止み、二つの指先がミサキの身体から離れていった。「少し、刺激が強過ぎましたかねぇ。でも、マユさんはもう少し耐えましたよ・・・」折られたミサキの心に、ワタツネの言葉がさらに追い討ちをかけた。(・・・マユ・・、ゴメン・・・、ごめんね・・・、私・・仇・・討てなかった・・・・)ミサキの目から涙が溢れ出た。「泣くことはありませんよミサキさん。今、行ったことは乳腺をほぐしておく為に必要なことをしたまでですから」自分は警察官ではなく、人でもなく、実験の為のモルモットに落とされてしまった・・・。薄くなりかけたミサキの意識に、残酷な現実というものが突き刺さっていった。「ところでミサキさん、この実験はさきほどもお話したように、私の個人的な趣味みたいなものでねえ・・・」首をうなだれながら肩で息をするミサキにワタツネが話しかけてきた。首をうなだれながら肩で息をするミサキにワタツネが話しかけてきた。「乳首の感度も重要なんですが、私個人の問題としてもう一つ重要な要素があるんですよ・・・」「・・?・・・」ミサキが不安げに首を上げた。「その要素というのはね・・・乳首の吸い心地、食感なんです」「!!」ミサキの頬がみるみると真っ赤に染まっていった。「いやッ!もうイヤッ!・・・」ミサキは全身をくねらせて叫んだ。しかし、その動きはミサキの胸をプルプルと躍らせて、かえってワタツネの興奮の火に油をそそいだようだった。ワタツネが席を離れ笑いながら近づいてきた。異様に白く輝き、きれいに並んだ歯は、総入れ歯だった。「あふぅっ」ワタツネの両手がやんわりとミサキの両方の胸を包みこんできた。その手は弾力性や質感を確めるかのように、ミサキの胸をすくいあげ、ゆっくりと円運動を行っている。(あ・・あったかい・・・)血の通った人間の手は、冷たく荒々しい機械の手とはまったく異なる温もりをミサキの胸に送りこんでいた。このままずっとこうしていたいと思うような妖しい感覚がミサキの胸から全身に広がっていった。「んくっっ!」やすらぎの感覚に突然、甘いさざなみが起こった。片方の乳首にワタツネの唇が触れてきたのである。70歳を超えていると思われるワタツネの唇は脂分が切れ、表面がカサカサに乾いていた。ワタツネはその唇でミサキの乳首を軽くついばむとゆっくりと左右にスライドさせていった。「それダメぇぇっ!!」暖かくて、柔らかいのに、カサカサとした唇が、ミサキの乳首の表面をケバだたせるように往復していく。ささくれ立った唇はミサキの乳首にパチパチと静電気を送りこんだ。「くっっ・・・、はくっっ・・・」ミサキは歯をくいしばり、身体中の甘い痺れに耐えていた。続いて、静電気を静めるかのように温かく、湿ったモノが、乳首を包みこんできた。「はああぁぁっッ!!」コリコリにしこった乳首に舌が巻きついていた。ワタツネの舌は今まで機械の刺激でいたぶられたミサキの乳首を優しくあやすように、甘く転がし、軽く叩き、柔らかく包んだ。(ダメ・・・熱い・・・、身体が熱くなっちゃう・・・。なんで・・・なんでなの?・・・・)命さえ奪うかのような機械の荒々しい責めに比べれば、老人の舌による愛撫など蚊に刺されるほどの苦にもならないはずだ。しかし、ミサキは自分の身体の変化に気付いていなかった。激しい責めで開発されてしまったミサキの乳首は、どのような刺激も貪欲に受け入れる感覚器官に変貌させられていたのである。そのことを理解しているかのように、ワタツネの乳首に対する攻撃がだんだん激しさを増していった。「いやあぁぁッ!!」ザラザラとした舌の表面が、ミサキの乳首を強くこすりあげた。ミサキの身体がビクッ!と跳ね上がり、腰の奥からドロッとしたモノが流れ出す。「くっ!・・・・くはぁッッ!!」磨き上げた乳首の表面に歯がくいこんでくる。ワタツネは乳首の根元を甘く噛むと表面を削っていくようにゆっくりと上昇させていった。「それッ!!・・・、それダメなのっ!!・・・、ねぇっ!!・・・」乳首に襲いかかるさまざまな刺激にミサキの頭が錯乱していった。歯が乳首の頂点に達すると、今度は唇で強くついばまれた。そして・・・チュウウゥゥゥ・・・。乳首が激しく吸引された。「くぅあッッッ!!・・・・ ダッ・・・メッ・・・・」魂さえ吸い出されてしまうかのような激しい吸引だった。呼吸が止まり、全身が硬直していった。「そろそろイってもらいましょうか・・・」ワタツネはそういいながら、白衣のポケットからリモコンを取り出し、スイッチを入れた。ヴーン!! 再び悪魔の羽音を響かせながら、手の付いたアームがミサキの目の前に舞い降りた。「イヤッッ!!・・・ もうそれはいやあぁぁぁッ!!」ミサキは少女のように泣き叫んだ。「ぐっッッ!!・・・クッッ!・・・」ミサキの両方の乳首が、機械の指先とワタツネの唇に同時に襲われた。片方の乳首は指先によって乳輪に押しこむように軽く連打され、もう片方は唇に挟まれながら、熱い舌先に転がされていった。魂さえ吸い出されてしまうかのような激しい吸引だった。呼吸が止まり、全身が硬直していった。「そろそろイってもらいましょうか・・・」ワタツネはそういいながら、白衣のポケットからリモコンを取り出し、スイッチを入れた。ヴーン!! 再び悪魔の羽音を響かせながら、手の付いたアームがミサキの目の前に舞い降りた。「イヤッッ!!・・・ もうそれはいやあぁぁぁッ!!」ミサキは少女のように泣き叫んだ。「ぐっッッ!!・・・クッッ!・・・」ミサキの両方の乳首が、機械の指先とワタツネの唇に同時に襲われた。片方の乳首は指先によって乳輪に押しこむように軽く連打され、もう片方は唇に挟まれながら、熱い舌先に転がされていった。「・・・サキさん・・・、ミサキさん・・・・」「・・・?・・・」ミサキはほんの数秒間失神していたらしい。全身の痙攣がいまだ収まらず、黒いボディスーツの股間の部分からは、つららの様に愛液がしたたっていた。「困りますよ、実験はこれからが本番なんですから・・・」ワタツネの言葉と同時に、目の前に注射器のついた2本のアームが降りてきた。「!!」ミサキは一瞬で現実に引き戻された。「いやッ!!、それだけはっ!・・・、それだけはゆるしてえッッ!!・・・」 残された力を振りしぼってミサキはもがいた。これから行われるむごい実験を理解していたのか、コリコリにしこりきった乳首がフルフルと震えていた。「あまり時間を置くと、せっかく拡張した乳腺がまた閉じてしまいますからね」恐怖に錯乱するミサキを尻目に、ワタツネは事務的に作業をすすめていった。「くひぃぃッッ!!・・・」イったばかりで敏感になった両方の乳首が、機械の指先に捕らえられた。バチバチッと身体中に電気が走りミサキの身体が固まった。「・・ッああっっ!!・・・」二本の注射針の先端が両方の乳首の頂点に触れた・・・。一瞬、コリコリとした乳首の表面が針を弾くかのように反抗した。しかし次の瞬間プツッと先端が乳首の中に吸い込まれ、ククッと深くまで突き刺さっていった。「・・・くッ・・・、・・・ン・・・」冷たい薬液が乳首の中にゆっくりと注入されていった。乳首でイかされて熱を持った胸にスーッとした清涼感が広がっていく「ああっ!・・・、・・・しッ・・・、染みるッッ!!」薬液はミサキの胸に根を生やすように、網の目状に深く浸透していった。そして、薬液の冷たさが胸の一番奥深くまで浸透した時、ミサキの心臓が、ドクンッ!!と鳴った。「・・・ッく・・・、ッおッ・・・・」頭の中でピチャッという音がした。それと同時に胸の奥で涌き水のように水分が溜まっていった。その涌き水は、薬液の流れとは逆方向にチョロチョロと流れ出した。「くっ・・来るっ!、・・・何かが・・・、来るぅッッ!!」急速に溜まっていった胸の奥の水分は、やがてダムが決壊したかのように乳首をめざして流れ出した・・・。「だめっっ!!・・・、来るッッ!!・・・、ねえっ・・来ちゃうのッッ!!・・・」手足の拘束具がくいこむのもかまわず、ミサキは狂ったように全身を震わせて泣いた。ミサキの胸の中では、乳腺の管の内側が水流の急な流れによって激しくこすられていた。やがて、鉄砲水のように急な流れが、胸の内側から乳首に襲いかかった。ピシュッ!!、ピシュッ!!・・・・「くアァッッ!!・・・、ンッ!!・・・・」ピンッと張りつめた二つの乳首の先から、白く濁った半透明の液体が噴出した。その瞬間、乳首の内側を激しくこそがれた感覚に、ミサキは軽くイかされていた。ワタツネは、二つの乳首から液体が噴出されると、すばやく機械のスイッチを入れた。液体を噴出したミサキの乳首は、機械の指先によって哺乳ビンの口先を押さえるようにクニュッとつままれた。「ハックゥアァァァッッ!!・・・」ミサキの全身がピクッ伸び上がった。水流が外側へ噴き出ようとする感覚と、指先に軽くつままれる感覚とが、乳首の先で激しくぶつかりあった。「こんなに早く効き目が現れるとは・・・。ミサキさんの身体はホントに素晴らしい・・・」ワタツネは激しく痙攣するミサキの前に立ちながら、話し始めた。「効き始めて最初に乳首から噴き出される液には、薬の成分がかなり含まれているんですよ・・・。次からは本物のミルクが出てきますからね。でもその前に・・・」ワタツネは白衣のポケットから銀色の小さなリングを二つ取り出した・・・。ワタツネは片方の乳首をつまんでいた機械の手を離すと、自分の指で容赦なくミサキの乳首にリングを押し当てていった。    「ンッハアァァァッ!!・・・、ダメエェェッッ!!・・・」コリコリにしこった乳首の先端に、小指の先ほどの穴の開いたリングが嵌まった。ワタツネは親指と人指し指を使って、ネジを回すように器用にリングを押しこんでいった。ミサキの乳首はキュッキュッと音を立てるようにリングにねじられ、リングは乳首の表面を激しく摩擦しながら根元に向かってゆっくりと下降していった。「・・・クッッ!!・・・、ォアックッッ!!・・・」乳首の先から根元に向けて、剥きだしの神経に焼けた熱線を巻きつけていくような感覚が走っていった。ミサキは頭をのけぞらし、よだれを垂らしながら、激しくイかされた。「そのリングはね、乳首からミルクが噴き出てしまうのを防ぐストッパーの役目をしているんですよ・・・」ワタツネの言葉の通り、乳首の根元にカッチリとリングの嵌まったミサキの胸は、ゆっくりと膨らんでいった。「最初に噴き出されるミルクにはね、今まで使われていなかった乳腺の老廃物が一気に流し出されて、なかなかコクがあって美味しいんです・・・」ワタツネは楽しそうに語りながら、もう一つのリングを残る乳首に嵌めていった。「イヤッ!!・・・、それ、ヤなのッッ!!・・・。またッ!・・・、イッ・・クッッ!!」ミサキの全身は感電したように痙攣していた。薬で敏感になった乳首をリングに激しくこすられて、ミサキは何度もイかされた。完全に膝の力がくだけてしまい、ミサキは両腕を吊るされた格好でうなだれていた。ミサキのハアハアという荒い呼吸が張りを増した二つの胸をタプタプと揺さぶっている。「指輪というのは女性の手をひき立たせますが、乳首にリングをした女性というのも引き立ちますね・・・。あっ、コレ美しい方の意味でね・・・」ワタツネは自分の冗談に笑っていた。しかしミサキには、そんな冗談に付き合っている余裕はなかった。薬の効果で敏感になってしまった二つの乳首は、激しくこすられて真っ赤に充血し、パンパンに膨らみきっていた。しかも、乳首の根元には銀色に輝くリングがカッチリとくいこみ、激しく締めつけている。リングの締めつけは、敏感になった乳首に途切れることのないピリピリとした刺激を送り続け、さらに乳首を膨らませていった・・・。「・・・ダメ・・・、・・・許・・して・・・、・・・お・・願いっ・・・」ミサキは熱病に犯されたように、繰り返し言い続けた。リングの効果はそれだけではなかった。胸の奥から出口を求めて一気に流れ出したミルクが、乳首の根元に激しくぶつかり、そこで跳ね返されて渦を巻いていく。ミサキの二つの胸の中は、ヘビがとぐろを巻くように暴れていた。「そろそろ仕上げにいきますからね・・・」「これは、少々刺激が強いですからね・・・。マユさんのように壊れないで下さいよ・・・」パチッとスイッチの音が響いた。同時にブォーンという音が部屋中に鳴り響いた。「んッグアァァァ!!・・・、イヤアァァァッッツ!!・・・」突然、透明のカップがミサキの胸にビタッ!と張りつき、激しく吸引し始めた。プラスチック製のカップは、内部が真空状態になるとグニュっと形を変え、ミサキの胸を圧縮し始めた。「ダメッッ!!・・・、もうダメなのッッ!!、・・・それッ!・・・、それええぇェェッ!!・・・」ミサキの頭がグッとのけぞり、狂ったように揺れる腰が後ろの拘束台をバンバンと叩いた。透明のカップに圧迫された二つの胸は、無残に形を変え、圧力に反抗するようにカップの中でみるみる膨張していった。「ミサキさんたっぷりミルクを出すためですからね・・・。少しガマンして下さいよ・・・」ワタツネはそういうと、再びスイッチを入れた。「イヤッッ!!・・・、それイヤアアァァ!!・・・」カップの吸引に強弱が加わっていった。カップの中では、ミサキの胸に対して圧縮と開放が繰り返し行われている。ミサキの胸の中には急速にミルクが溜まり始め、ミルクセーキを作るように激しくかき回されていた。「イヤッッ!!・・・、許してッッ!!・・・、なんでもっ・・・・なんでもしますからあァァッ!!」無意識の内にミサキは叫んでいた。その言葉を否定するようにワタツネの声が響いた。「違いますよミサキさん!・・・。自分が何をして欲しいかを言うんです!」胸の中では、カップの圧迫によってギュッとミルクが搾られ、カップが開放すると、搾られたミルクが素早く胸の内部に広がっていった。ミサキの胸はいまや破裂寸前の水風船のように膨らみきっていた。「・・・しッ・・・搾ってッ!・・・、胸ッッ!!・・・、ミルクッッ!!・・・、搾り出してえぇェッッ!!・・・」ミサキは残された全ての力をふりしぼって泣き叫んだ。膨張しきった胸はすでにカップ容量を超えて大きくはみ出していた。そして、カップがパアンと音を立てて弾け飛んだ。「・・・あああ・・・、・・む・・ね・・・、ミ・・ルク・・・、お・・ねが・・い・・・」カップの吸引から逃れたミサキは、朦朧とした意識の中で同じ言葉を繰り返していた。カッチリとリングがくいこんだ乳首の先から、ミルクのしずくが、白い涙のようにポタッとこぼれ落ちた。ピンク色の乳輪には、汗のようにミルクがポツポツと浮き出ていた。「ミサキさん、美しい・・・。とてもきれいですよ・・・」うなだれながら、かろうじて息をしているミサキの前に立ち、ワタツネはつぶやいた。ミサキの引き締まった身体を包む黒いボディスーツが汗でグッショリと湿り、そこからはみ出している胸だけがグロテスクなまでに膨らみきっていた。「・・・おねが・・い・・・、ミ・・ル・・ク・・・、お・・ねが・・・い・・・」壊れたテープレコーダーのようにミサキの声が繰り返された。「・・・今、楽にしてあげますからね・・・」ワタツネの両手の指先が、ミサキの乳首の二つのリングに触れた・・・。「クッ!ハッアァッ!!・・・、アッアァァッンッ!!・・・・、ンンァァアアアアアアァ!!!・・・・・・」ミサキの断末魔の声が響き渡った。ワタツネの指がやさしい言葉とは裏腹に、残酷なまでに乳首をねじりながら、リングを外していく。ミサキの乳首は、今にも引きちぎれてしまうほど無残に引き伸ばされていた。そして、ピチッ!と音を立ててリングが乳首から外れた瞬間・・・ピシュッ!・・・、ピシュシュシュゥゥゥゥッッッ!!・・・・音を立ててシャワーのようにミルクが噴き出し始めた。「あハアァァッッッ!!・・・、でッ・・・でるッッ!!・・・、ミルクッッ!!・・・、ミルクウゥゥッッ!!・・・」ミルクはワタツネの顔面に真っ白い雨のように降り注ぎ、ワタツネはオオッと歓声を上げながら、ミルクを浴びていた。パンパンにしこりきった乳首の中の何本もの乳腺を激しくこすりながら、ミルクは吹き出ていった。ミサキはガクガクと全身を痙攣させながら、繰り返し絶頂の彼方へ飛ばされていた。やがて、ミサキの意識は乳白色の海の中に深く沈んでいった・・・。
エピローグ
朝日の入り込む広い食堂の中、ワタツネが一人で食事をしていた。ワタツネの廻りには給仕が付いていた。食事を終えたのか、ワタツネがナプキンで口の周りの拭くと、それが何かの合図であるかのように、給仕が下がった。しばらく間を置いて、ワタツネの背後にあるドアがゆっくりと開いた。ドアの向こうからは、二人の人間が出てきた。一人は、スーツ姿の屈強なボディーガードといった風の男であり、もう一人は、女だった。女は、黒いコルセットに腰の部分を窮屈に絞られ、黒い網タイツをはき、長い鎖につながれた手錠と首輪を施されている。そして、引き締まった身体とはあきらかにアンバランスなほど大きな胸を丸だしにしており、その大きな胸の中心部には、根元にカッチリと銀色のリングがくいこんだ乳首があった。女はミサキだった・・・。屈強の男が、ミサキの首輪に繋がった鎖を引きながらワタツネに近づいていった。ミサキは膝をガクガクと震わせながら、おぼつかない足取りで引きずられている。その歩調にあわせて、破裂しそうなまでに膨らんだ胸がタプタプと揺れていた。やがてミサキがワタツネの前に立つと、ワタツネは大きなコップを男に渡して、ミサキに語りかけた。「ミサキさん、おはよう。今朝のご気分はいかがですか・・・」「・・・お・・ねがい・・・、・・・はや・・クッ!・・・はやく・・・、し・・ぼって・・・、くだ・・さい・・・」頬を真っ赤に染め、熱い吐息を洩らしながらミサキは答えた。そして、長い鎖に繋がれた両手を胸の脇に添え、二つの乳首を寄せながらワタツネの前にさしだした。「よしよし・・・、今日はいい子にするんだよ・・・」ワタツネはそういいながら、乳首の根元のリングに指先を持っていった。「くっッ!!」両方のリングにワタツネの親指と人差し指が触れた。指先はワインのコルク栓を抜くように、キュッキュッと乳首をこすりながらリングを引っ張りあげた。「んくッッ!!・・・、はッッ!!・・・、ハクゥッッ!!・・・」胸の脇に添えた手と、膝がガクガクと震えていた。ミサキはその体勢のまま頭をのけぞらして刺激に耐えていた。そして、プチッとリングが外れた瞬間、プシュ!!・・・ピシュシュシューーと乳首からシャワーのようにミルクが噴き出した。傍らにいた男が、そのミルクを集めようと素早くコップを差し出した。しかし、勢いよく噴出するミルクは、なかなかコップの中に収まらず、男の服の袖と床を白く汚していった。ミサキは無意識のうちに自分で胸をしぼり、乳首を強くつまんでいた。「・・でッ・・でるッ!・・・、いっぱいでちゃうぅッッ!!・・・、ダメッ!!・・・、イクッッ!!・・・、イきますぅッッ!!・・・」激しい絶叫とともに、ミサキの身体がビクビクと痙攣していた。やがて震えていたミサキの膝がガクッと折れ、床に崩れ落ちた。コップにはちょうど一杯分のミルクが溜まっていた。「ミサキさん、ダメじゃないですか。床をそんなに汚した上に、今日もイってしまって・・・」床に倒れながら、全身を震わせているミサキにワタツネが声をかけた。「・・・ああ、・・・ご・・ごめんなさい・・・」床の上でミサキは泣いていた。「罰としていつものように床を掃除しなさい!・・・」ワタツネの言葉に、ミサキはゆっくりと身体を四つんばいに起こした。そして、舌だけを使って床に溜まったミルクをピチャピチャと舐めだした。大きく垂れ下がりながら揺れる胸は、乳首を床に激しくこすりつけている。乳首の先からは新しいミルクが噴き出して、ミルクの水溜りがさらに広がっていった。その様子を見ながら、ワタツネはコップのミルクを飲み干した・・・。終わり