部室での甘い香り

高校時代、僕は野球部に在籍していた。中学から万年補欠で、選手を諦めていたので2年からマネージャーをすることにした仲間と汗を流して感謝もされ、やりがいがあった。2年の半ばまで僕は下働きやスコアラーに励んだ。そろそろ退いて受験勉強に専念しようと考えていた頃秋の市総体にむけて新しく2人のマネージャーが加わった。元々2人の女子マネージャーと僕の3人いたが3人とも近いうちに引退を決めていたのだ。新人マネージャーの一人は、明るくて可愛い誰にでも好かれそうなタイプだ。僕もすぐに好意を持ち始めた。ある日の放課後、僕は先に来ていた可愛い新人に、少し緊張しながら「し、仕事覚えてね」と声をかけた。部員が集まり、練習が始まるとクラブハウス(部室)の管理や掃除の仕事を教えるために校舎の裏側にあるクラブハウス棟へ案内した。部室は練習道具や汚れたユニフォームが散乱し汗と土の臭いが充満している。「まずここを綺麗に整理して、掃き掃除な」「はい」黙ったまま2人で黙々と働く。緊張して喋れない。新人もちょっと緊張してるみたい「●●さん、終わりました」「あ、うん、じゃあ、いいよ休憩」僕はイスにかけた。新人は僕から離れてイスに座った。みんなと居るときは明るくていつもきゃあきゃあ笑うのに僕といると何か怒ったみたいに無口だ。僕はかなり気まずくなって、あー疲れたなどと独り言みたいに喋ってみる。新人も話題がないらしく、今度からジャージで来よう制服汚れちゃった、などとぶつぶつ言った。部室に一つしかない窓から風が吹いて新人の甘くていい香りが流れてくる。体臭と香水の混じった、性欲をそそるような香りだ。新人の顔を盗み見ると、改めていい女だな、と思う。色白で細い身体に程よくしなやかな筋肉がついている。新人はしばらく窓の外を見て、ふいに振り向いた「あの、もうグランド行っていいですか」明らかに何かにイライラしている。「もう掃除終わっちゃったし」あ、そうか、などと口の中で言うと新人はもう歩きだした。とてもいい匂い。僕もなぜかイライラしてきた。「おい、待てよ」僕は自分でも驚く程の剣幕で新人を呼び止めた。ビクッと体をふるわせて新人が振り向いた。「あのさ、筋トレのためにここにマット敷くから手伝って」僕はもうおかしくなっていたのだと思う。筋トレ用のかたいマットを棚から降ろして床に敷いた。新人は素直に従い、1畳半程のベッドが出来上がった。僕はさりげなく部室の窓を覆うように段ボールを積み上げドアには普段、外から閉める南京錠を内側から掛けた。「あの、●●さん?」この時初めて彼女は全てを悟り、おびえた顔をした。「おい、そこに座れって」低い大きな声で言った。彼女は驚きのあまり声を失っている。脚の感覚を失ったみたいに膝をマットに着いた。僕は今までに全く経験がなくて、思うままにするしかない。ゆっくり座り、制服を着たままの彼女の上半身に抱きついた。うっ、と声を上げ彼女は身をよじった。僕は怒りで頭に血がのぼるときみたいな衝撃を覚えた。夢中になって全身に力を入れ、左手で艶のいい栗色の髪を抱き折れてしまいそうな華奢な腰骨を右手で抱いた。あっ、あっと苦しそうな息を吐きながらやはり細くて綺麗な肌の両腕を折り曲げ、僕の胸を力いっぱい押し返すようにあらがう。青白いまでに純白のうなじが視界に入ると唾液が溢れる口で肉をむさぼるように舐めた。丹念に舐め回す感じでまんべんなく顔を押しつける。彼女は注射を打たれる子供みたいに顔をしかめ、歯を食いしばって稜辱に耐えていた。香水なのかシャンプーなのか体臭なのか世界一旨い果実のような甘く酸味の効いた香りを全て舐め取るように唾液を彼女の表面に塗りたくる。僕は無我夢中のまま力任せに、青いリボンのついた夏物の白い制服を両手で上に押し上げた。白いレースの付いたブラジャーは、下にずらした。小さいが形の良い胸が二つ、白い生き物のように見えた。ピンク色で乳輪は今まで雑誌で見たものとは違い発達しきっていない未完成の無垢なもの。白い肌の中の鮮やかなピンクを吸った。僕は母乳に飢えた赤ちゃんみたいに、窒息するほど吸った。「●●さんっ、あっ、やっ」苦しそうな声を聞きながら、マシュマロのような柔らかく小さな胸を揉みしだく。「ふぁっ、ふっ、あぁっ」彼女の胸から顔を離し、一呼吸置いてからよく見るとあどけなさの残る美しい顔を口で求める。「いっ、いやっ」身をくねらせた彼女の頭を抱えるように捕まえて口を正面から近づけ、荒い息を吐いて綺麗な唇に触れる。顔をゆがめ、精一杯目と口を閉じる彼女の口を舐めた。「いやぁーっ!」と頭を振った瞬間彼女の口から吐息が漏れた。自分を忘れて口に舌を入れ、彼女の唾液を舌でもてあそんだ。彼女の口を強引に大きくこじ開け、歯並びの良い口を舌を絡ませるようにして舐めた。彼女の舌は当然抵抗し、僕の舌を拒んだ。僕の唾液は極度の興奮のためか、滝のように溢れ、彼女の喉の奥のほうまで浸食する。うぅーと、声にならない小さな声とともに彼女は早くこの苦痛が去ることを祈るかのように目を閉じ、顔をゆがませている。僕の舌は飽きることなく彼女の喉の奥まで唾液を運び、僕の細胞を含んだ唾液が気管まで入るのか、彼女は小さくてまっすぐな鼻や頬にしわを寄せて僕の唾液を受け入れないよう、うぅっごほっとむせた。彼女は嘔吐するみたいに目に涙を浮かべて目鼻立ちの整った顔で懇願するような色を浮かべる。一瞬たじろいで僕が上体をそらし彼女から身を離すと必死で制服を着て逃げる体勢に身構える。靴をはいて乱れた髪を手グシで整え、涙目のまま僕をにらんだ。口の周りには僕の唾液でべたべたになり、消え入りそうな声で「お願いします、お願いですから帰してください」乱れた髪や汗ばんだ顔は、余計に僕を興奮させた。「ごめん、マジで。ごめん」言いながら僕は再び彼女の膝元に飛び込んだ。今度は、抵抗しなかった。彼女の身体を、マットの上に横たえる。彼女は目に涙を浮かべたまま何も言わない。呆けたような表情で、うつろな目は部室の天井を見ていた。もう一度、今度は丁寧に制服とスカートを脱がせてイスの背もたれに掛けた。いっそう、彼女の匂いが濃くなった。白いブラジャーはずれたままで、形のいい胸は片方が出たままになっている。じっくりと舌先で舐め、息を吸い込んだ。少し肋骨が浮き出ている、細身の白い身体を浮かせて、彼女の両脇から僕の腕を背中に回して抱き上げる。彼女は目を閉じて、身体を起こし膝を投げだして座った。僕も彼女と対面するように座った。彼女はやはり黙って窓の外を見ている。目には涙を浮かべたまま。僕も黙ったままジャージを脱いだ。パンツを脱いで放り投げたときだった。彼女は両手で顔を覆い、うっうっと声を上げて泣いた。僕は無様に皮を被った自分の物を手で剥いた。少し臭うし、初めての経験に縮みあがっている。「悪いけど」と言って、彼女の手を取って僕の物に当てがった。以外に指が長くて綺麗な彼女の右手はもう観念したよのか、僕の物を包み込んだものの握力を入れず、手も動かさないのはせめてもの抵抗か。仕方なく僕は立ち上がり、まだ小さなそれをもう一度剥いて彼女の顔に無理矢理押しつけた。まるで幼児がだだをこねるみたいにいやっいやだぁ、と頭を大きく振るが僕は構わずわずかに開いた口の中に押し込んだ。ぼくのはまるでそれを待っていたかのように腰のあたりが震えるような快感とともに大きさを増し、硬くなっていった。彼女の頭をしっかり持ち、本能の赴くままに腰を動かした。彼女は僕の両足の太股に手を掛けてなんとか僕の物を遠ざけようとしてもがく。本人の意志に反して物は大きくなって行った。僕の物を彼女の口からゆっくり取り出してみる。彼女は首を傾げるようにして僕の顔を見上げた。彼女の口から物は一筋の糸を引いていた。それは僕の遺伝子が全て果てたのではなく透明な液が彼女の中に遺伝子を残すために準備ができたと知らせているようでもある。僕は一つため息をついて、彼女の顔を見た。「じゃあ悪いけど最後まで行くよ」彼女は外れかかったブラとパンツだけまとった綺麗な身体を、できる限り目の前の野蛮な男に曝さないよう体を後ろに向けた。「●●さん、ほんと、もう止めよう。誰にも言いませんから。ね?」彼女は不安そうな目で僕を見上げた。「ね、お願いします」僕は何も言わずに彼女の脇に座る。また彼女と目が合う。僕は素早く、荒々しく、もうあとことは考えず、強引に彼女を押し倒した。ブラもパンツ、破れるくらい強引に彼女を生まれたときの姿にした。何もまとわない女、しかも自分にはあり得ないほどいい女が、目の前にいる。このまま自分が犯すのだ。えっえっえっ、と彼女は自分の不運を呪い、泣いた。僕は不躾に、彼女の両膝を持ち上げ、そこを見た。産毛より少し長い毛が綺麗に生え揃い、ピンク色の、それを、見た。「サーモンピンク」という色は、こんな色ではなかったか。美しく、高貴で、弱々しい、大事なもの。僕はそこに唇を当てがい、味を確かめるように舐めた。「濡れる」という状態が、どの程度なのかわからない。体を起こし、彼女の顔を見た。「あの、もう挿れていいかな」彼女は堰を切ったように、わんわん泣き出した。僕はまた頭が真っ白になり、嫌がる彼女の背中に手を入れ力の限り彼女を抱きしめ、また彼女の口に吸い付いたた。いつの間にか、彼女の身体は汗ばんでいた。手足をバタつかせる彼女の身体に僕の体を密着させた。彼女が最後の力を振り絞り、脚を閉じた。僕も脚を絡ませ、強引に脚の付け根を探り、もう一度起きて脚を開かせ、彼女の隙間を確かめた。大きく膨らんだ僕の陰茎は、包皮から少し頭が出ていた。「いくよ、入れるから」毛の中のピンクに、ゆっくりと頭を入れた。彼女の身体は細かく震えていた。「全部、全部入ったぞ」「あっ!ぃいやアアあぁぁァッ!」入った!入ってる!この可愛い新人の中に僕の、まだ皮被ってる陰茎が。彼女は否応なしに受け入れている。彼女の声は糸を引くように小さくなって、小刻みに揺られた。僕は力任せに、ワガママに、彼女の中で暴れた。彼女は痛そうに、苦しそうに息を弾ませた。はぁっはぁっ、と彼女のリズミカルな吐息に反応し、稚拙に動き回り、また彼女の耳も鼻も首も鎖骨も、もちろん柔らかい舌も、舐めて唾液を塗る。唾液まみれの彼女の表情は少しうっとりとして見えた。僕の腰も大きく揺れ動き、彼女の中に快感を味わう。大きな波、小さな波、彼女の身体を踊らせた。白い人魚のような美しい、きめ細かく弾力のある肌をむさぼった。「はぁはぁ、逝くよっ、な、中でっ」「ダメェーッ!外にぃ、うぅー、あはぁっ」「中にだすっっはぅ、っつ」「ああぁーーー!」彼女の膣内に、快感とともに大量の白濁液を放出した。彼女は仰向けになったまま、膝をガクンと振るわせ、うつろな目で天井を見上げている。僕は快感の余韻の中で彼女の胸に顔を埋めた。「マジでごめんね。我慢できなかった。最高だった」彼女は何も言わず下着類を着けずにセーラー服をまとい、髪を整えて、足早に去った。